設置場所を決めるときの大事な観点
多くの家で設置できるよう設計したうんていやぐらですが、設置場所を決める上で大切にして頂きたい観点があるので紹介します。
- 家事をしながら見守れる
- 柱が生活動線や遊びのジャマにならない
- ブランコ遊びがしやすい十分なスペースがある
- 主要な照明と大きくかぶらない
1. 家事をしながら見守れる
うんていやぐらは、高さのある遊具のため、落下等による死傷リスクがあります。またロープやつり輪、ハンモックなどの吊り系遊具と相性が良いように設計しており、これらは本質的に首が締まるリスクがあります。
このような不幸を防ぐために、特に乳幼児がいるおうちでは、常に見守りができる場所への設置を推奨します。
具体的には、リビングやその隣接部屋です。特にキッチンから見えるところがベストですね。
2. 柱が生活動線や遊びの邪魔にならない
うんていやぐらが天井つっぱり方式を採用していて、置き型を採用していないのは、足を最少化するためでもあります。うんていやぐらの足の断面はおよそ4cm×9cmの小さな長方形です。置き型の場合は安定化のためにどうしても大幅の足が必要となり、これが生活動線や子供の遊びの邪魔をしてしまう懸念があります。
家は、第一に「生活をする場所」です。そのストレスを極力減らしつつ、運動できる環境を作れればハッピーですよね。
うんていやぐらでは、うんてい部の長さを5mm刻みで任意にオーダーできますので、壁から壁までとかに設定して、スリムとは言え邪魔に感じがちな柱を、極力生活動線ど真ん中に来ないように配慮してみてください。
3. ブランコ遊びがしやすい十分なスペースがある
うんていやぐらの醍醐味は、ロープやつり輪、ハンモックなどとの組み合わせによるダイナミックなスイング遊び。そのためには、そのスイング方向に十分なスペースがあると遊びが広がります。
部屋のど真ん中を横断する形や、リビングと隣接部屋との間の開口部などがよくある設置場所です。また、意外とリビングど真ん中にどーんと置くケースもお勧めです。片側の柱はやや邪魔になりますが、それもまた遊びの中心になるという考え方で許容するという感じですね。
4. 主要な照明と大きくかぶらない
意外と盲点なのですが、照明との干渉リスクについて。うんていやぐらは頑丈な梁を有しているので、照明との位置関係によっては、部屋を暗くしてしまうリスクがあります。
事前にその点も考慮したうえで、設置場所をご検討ください。
なお、うんていやぐらは天井つっぱり方式ですが、アジャスターを緩ませることで簡単にスライド移動させることができるため、設置場所に自由度がある場合は調整するのも良いですね。
設置がむずかしい場所
現状のうんていやぐらは、ブランコなど子供たちのダイナミックな遊びに応えるため、安定性の高い天井突っ張り方式を採用しています。そのため、以下の環境では設置が難しいのが現状です。
- 勾配天井
- 天井高さが270cm以上
また、天井高さが240cm以下の場合、標準装備の「3段階高さ変更機能」のデグレードが必要となりますので、希望される場合はご注文フォームの備考欄にその旨入力の上、申込み下さい。